(有)伊藤バック製作所
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海水について 8/8

海水を真水に変える逆浸透

海水を真水にするには海水を蒸発させて蒸留水を作る方法と、膜を使って真水を作る方法とある。この膜を使った方法について勉強する。

膜の作り方

酢酸セルロースを25g、ホルムアミドを30gとりポリビンにいれる。そのポリビンをローラーにセットし、酢酸セルロースをアセトンとホルムアミドの混合液に溶かす。酢酸セルロースを溶かした液体を板の上にたらし、棒で伸ばして厚さが均一になるようにする。このとき板と棒はガラス製のものを使用すると良い。そのガラス板を氷水の入った容器に入れる。そうすると酢酸セルロースは膜状になる。膜を取り出し85度の水で熱処理をする。これで膜は完成する。

海水から真水を作る

この膜を海水と真水を仕切る仕切りとして容器に設置する。この膜は半透膜であるため、水の分子は通すがそれよりも大きな塩分の分子は通さない。そのため真水は濃度の高い海水のほうに浸透していくがある程度浸透すると止まる。海水と真水の水位に差ができるのだが、海水のほうを圧力をかけてやると、海水の水が真水のほうに逆流する。この操作により真水は作られる。しかしこの技術は海水にかけるための圧力を作るのに大変なエネルギーが必要であるため真水の豊富な地域ではコスト面で利用できない。